6 不動産所得の記帳の内容
記帳は、所得の金額が正しく計算できるように、総収入金額(地代や家賃の賃貸料収入やそれら以外の収入)と必要経費(租税公課や借入金利子などの費用)について、整然と明瞭に記録しなければなりません。
この場合において、白色申告では次のような簡易な記載の方法が認められています。
区分 | 記載事項 |
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収入 | 賃貸料、雑収入のようにそれぞれ適宜な項目に区分して、それぞれの ①取引の年月日 ②事由 ③相手先 ④金額
簡易な記載の方法
保存している契約書、領収書控等によりその内容を確認できる取引については、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括記載できる。 |
費用 | 雇人費、減価償却費、貸倒金、地代、借入金利子およびその他の経費の項目に区分して、それぞれの ①取引の年月日 ②事由 ③支払先 ④金額
簡易な記載の方法
イ 少額な費用については、その項目ごとに、日々の合計金額のみを一括記載できる。 ロ 現実に出金した時に記載できる(ただし、年末における費用の未払額および前払額を記載する)。 |